気学の厄年は何かある? 対策は?

いつもお読みいただきありがとうございます。

今回は、「厄年」についてお伝えします。

厄年と言うと、良い気はしませんよね。前厄・本厄・後厄と一般に言われています。

九星気学では、この3年間と「八方塞がり」と言うものもあります。

神社さんに行くと、八方除けのお守りもありますので気にしてみてください。

では、1つずつどんな厄なのか?対策は出来るのか?簡単にお伝えします。

厄の兆し=停止の年

この2年前が最高に運気は盛大だったのです。特に、仕事の成果が著しく心も充実感で満たされたことでしょう。翌年も実質的な喜びが増えたのでは?現金収入が増えたり、交際費が増えてこの年も楽しい1年になったことでしょう。

実は、秋ぐらいからゆっくりを運気は下降していたのです。これに気が付くことが出来た方は観る目があります。普通は楽しいから気が付きませんが、、、。

表鬼門の北東に廻座する年は、勢いが止まります。自ら止める人もいますが止められることがいくつか起きて来ます。

・健康面での不安が出始めた→早めに受診・休養が必要です。今年中に治したいんです。

・家族関係で動きにくくなる→優先順位は家族、親族です。逃げずに厄をお役に変える事が大切です。

この年は兆しです。鈍い人は気が付かないかもしれません。しかし、兆しは多方面からやって来ます。

明らかになる=離れる

兆しを捉えた人は、早めに体調も整えているので病気が明らかになる事はないでしょう。

しかし、病は表だけではありません。陰陽は背中合わせです。本当の病の元が明らかになる場合もこの年です。また、過去の病の再発も起きやすいので注意してくださいね。

離の作用もあります。望まない離もあれば、自ら望んで離すことも出来るんです。

・不正が発覚して会社を首になり、離職

・病が見つかり、克服して離す

・トラブルやもめ事が起きる

同じ離すという意味でも、結果が大きく変わってきます。原因は、兆しを捉えたか!無視したのか?ここにあります。

例)肥満の方がいました。「痩せたい、痩せたい、、、。」いつも言っていましたが、口ばかり(笑)行動が変わりませんから太る一方ですよね。

「本気で痩せないと、病気になるか他に何か起きますよ、、、」忠告していましたがなかなか本気になれません。長年の習慣を変えるのは難しいですね。その、習慣を変えるのに1番適した年でもあったのでアドバイスしていましたが。

結果、離の年にトラブルが起きました。車が大破し自らも大けがとなりました。

わかっていて行動しない事には、離の年の作用は明らかに起きます。

陥入=穴に落ちる

気学ではこの年が最も困難な1年となります。陥入(かんにゅう)と言います。

陥ること。辛く厳しい冬の時期です。穴の中に入ってじっと春を待つのです。

何が辛いのでしょう?3つあると言われています。

・経済面での困難

・健康面での辛さ

・人間関係での苦労、別れ

どれも受けたくないものばかりです。

3つ全て来る人もいますし、1つの人もいます。困難の大小もあります。

何度も言いますが(笑)、2年前からの行動や切替ができたかどうか?で困難の差ははっきりと出ます。

「何も起きなかったよ~」と言う方は、運勢が弱いのかもしれません。困難が大きい人は辛いけど運勢は強い!と切り替えて逃げずに忍耐の年としましょう。

穴の中なので、周りが見えにくくなり冷静な判断もできません。

陥入の時に運勢の強い人は応援者や助けてくれる人と出会います。人を大切にしてきた人生なのか、その反対なのか?2極化ですね。

兆し→離を捉えて活かせたら内観して待つことができます。

八方塞がりは厄年なの?

字のごとく、八方の行く道は塞がれ身動きが取りにくくなります。

理由は人により、年の運気により違います。

陥入のように、

・家のことが自分の身に降りかかり動けない。

・仕事が忙しすぎて気持ちが腐る。

・金銭面が塞がれ参る。

八方塞がりの年は、自分の本命星が中心となります。自分が中心なのでお役目は多くなりますね。不平不満を抑えて感謝の心で乗り切ってください。

それが出来たら塞がれませんよ~。

まとめ 厄年の意味を知る

文中にもありましたがお気づきでしたか?

厄年は、悪いことがたくさん来て苦しくなると一般的には言われています。ほとんどの人は厄年の意味を凶と決めつけているからですね。

物事は良い・悪いで決められないんです。すべて原因→結果となります。

兆しを捉え、役目が来た年、人の役に立とう!と自ら動けたら陥入の時期は変化します。

厄=役です。

厄年の見解が少しは変わりましたか?

誰にでも必ず廻って来ます。知っていたら切り替えることも可能です。

気学は、気を切り替える事ができます。参考にしていただけたら幸いです。

ありがとうございました。

有宮里夏